アウトバウンド
このページでは通販広告用語「アウトバウンド」について説明しています。
アウトバウンド
アウトバウンドには、外へ向かって流れる、中から外へ、出ていく、外国行きと言った意味があります。インバウンドの対義語です。情報システムの分野やマーケティングの分野にて用いられている言葉です。
通信や情報システムの分野では、中から外へという意味で使われています。アウトバウンドリーダは、システムやネットワークから外部にデータを送信することを言い、アウトバウンドトラフィックとも呼ばれています。アウトバウンドリンクとは、自社のWebサイトから、外のWebサイトへ向かって貼られたリンクをいいます。
アウトバウンドは、コールセンターにおいては、顧客に対して行われる電話での営業活動、テレマーケティングの業務をいいます。顧客や見込み客に、電話で営業をかけて販売するダイレクトセールスを行います。販売の他に、情報収集やアフターケアなど、顧客と企業の関係をより親密にするようなビジネス活動も行っています。営業方法は、指定区域内全域に電話をかける方法もありますが、非効率であるため、多くの場合には、顧客や見込み客をリスト化したデータベースによって、条件に合致した人に対して、電話をかけます。DM発送後に、受注促進のために、電話によるアプローチを行う場合もあります。顧客の買い替え需要を促進するほか、新規の営業先の開拓ツールとしても利用されています。適切なタイミングで、適切な商品やサービスに対して行うと、有効なマーケティング手法とされています。既存の顧客に対しての顧客満足度調査も行われています。既存の顧客からの売上の拡大を図るとともに、顧客の維持、拡大にも適したマーケティングツールです。
アウトバウンドマーケティングは、従来型の広告など積極的な販売促進活動を行う、プッシュ型のマーケティング方法をいいます。主に、データベースなどからセグメントされた顧客層に対して、テレマーケティングやメールマーケティングを指す場合もあります。検索エンジンで上位な表示されることや、ソーシャルネットワークでの口コミなどを通じて、自社のWebサイトに対して、顧客側からのアプローチを促す、インバウンドマーケティングの対義語です。インバウンドマーケティングの主眼をおいていても、最終的なタイミングでアウトバウンドマーケティングを行うなど、インバウンドマーケティングとアウトバウンドマーケティングを併用することで、効率的なマーケティング活動が行える場合があります。