純広告
このページでは通販広告用語「純広告」について説明しています。
純広告
広告主が、媒体から広告枠を買い取り、広告主側で広告の制作を行っている広告を言います。広告主自らが制作を行う場合の他に、広告主から依頼を受けた広告代理店や、広告制作会社が、制作を行う場合も含みます。クリエイティブを広告主側が用意していることが、純広告の要素となります。一般的な広告が含まれ、「純広」とも呼ばれています。統一されたブランドイメージの確立には、効果的な広告方法です。媒体側が広告の制作を行う、記事広告やタイアップ広告などに対して使われる言葉です。
インターネット広告では、クリエイティブには主眼がおかれずに、アドネットワークを通さずに、直接媒体と広告主が契約している広告を言います。バナー広告やテキスト広告、メール広告などがあります。媒体は、大手メディアやコンテンツサイトなどです。年齢や性別、嗜好に特化した専門的なサイトにも掲載されています。多くのアドネットワーク広告は、クリック課金や成果報酬課金ですので、露出報酬制をとっている場合に純広告と言われることもあります。
純広告はインターネット広告の中では、比較的マス広告に近い手法です。インターネットの広告単価の指標であるCPAは高いとされています。しかし、まだ知られていない商品を、幅広い層に向けてアプローチしたい場合には、大量の露出が可能ですので、向いている広告手法です。新商品などの認知には、よく使われています。
掲載するサイトによっては、セグメントされた媒体として、利用が可能です。インターネットでは、対象者がサイトによって、セグメントされています。純広告はターゲット層に即したサイトに、継続的に広告を掲載することで、効果的なセールスプロモーションを行うことができます。キャンペーンの告知なども、広告枠を持っていれば、効果的なタイミングで、スムーズに行うことができます。アプローチしたいターゲットに、働きかけることで、新たな顧客の獲得が見込めます。純広告では、出稿した時点で決められたコストが発生しますので、ほとんど成果が得られなかった場合でも、多くの顧客を獲得できた場合でも、コストが変わりません。純広告では、ターゲットに合った広告枠を選定し、ターゲットに訴求するクリエイティブを使用することで、コストに見合った広告効果が得られます。一定以上の成果を得るためには、広告を掲載するサイトと、広告の対象となる商品やサービス、広告のクリエイティブに、親和性が必要です。