通販広告用語辞典

アンケート

このページでは通販広告用語「アンケート」について説明しています。

アンケート

アンケートとは、情報収集のための質問調査をいい、複数人に同じ質問を行うことでデータ収集をします。統計調査法の一つであり、回答者が多いほど、精度の高いデータが抽出されます。

調査対象となる集合全体を母集団と言いますが、全体を対象とした調査を全数調査といい、一部の標本を抽出して行う調査を標本調査といいます。標本調査の場合には、抽出する標本の数や抽出方法によって、誤差が生じます。要求精度に応じた標本の抽出を行います。対象者全員から、アンケートが回収できないことが多くあるため、回収率も加味した上で、抽出する人数を決定します。

アンケートの調査方法には、定量調査と定性調査があり、それぞれに様々な方法があります。商品やサービスの特性やアンケートの目的に応じた調査方法を選びます。

定量調査は、アンケートの回答項目を統計学的に数値化しますので、傾向値の把握に向いています。訪問調査は、調査員が対象者の自宅を訪ね、その場でアンケートの記入を依頼する方法です。調査員に支払う費用がかかり、時間がかかります。郵送調査は、対象者にアンケートを郵送し、記入後に返送してもらう方法です。回収率が低いという欠点があります。留置調査法は、調査員がアンケートを配布し、後日回収に行く方法です。記入に時間のかかる調査に向いています。街頭調査法は、街頭で調査員がアンケートに応じてくれる人を対象に調査を行う方法です。調査対象者に偏りが生じやすいという欠点があります。電話調査法は、主にRDD方式で回答者に電話をかける方法です。会場調査法は、会場に商品や広告などを用意し、対象者を集めてアンケートを行う方法です。インターネット調査は、インターネットによる調査方法です。インターネットを閲覧する人が対象となるため、偏りが指摘されますが、コアなターゲットを対象にできるという利点もあります。多機能アンケートシステムによって、以前よりは正確なデータを取得しやすくなっています。

定性調査は、聞き取り調査ですので、消費者の多様なニーズを聞き出すのに向いています。グループインタビューは、6~8名程度の対象者に対して、モデレーターと呼ばれる司会者の進行により、座談会が行われます。デプスインタビューは、インタビュアーと対象者の1対1で行われる聞き取り調査です。行動観察調査は、対象者の行動を調査員が直接観察します。

アンケートの集計には、質問ごとに選択肢を集計する単純集計と、2つの質問を組わせて行うクロス集計があります。調査会社などにおいても、アンケート結果の統計や分析の処理が行われています。

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