ラジオ広告
このページでは通販広告用語「ラジオ広告」について説明しています。
ラジオ広告
ラジオで放送されるCMには、スポットCMとタイムCMがあります。スポットCMとは、曜日や時間帯、期間を選ぶことができますので、短期間に集中的に販促活動を行いたい時にも、利用することができます。タイムCMとは、提供を行う番組の間に流されるものです。タイムCMの中には、パーソナリティが番組中に商品の説明を行う生コマーシャルが使われることもあります。ラジオCMは20秒のものが一般的ですが、生コマーシャルでは、120秒から240秒です。スポットCMとは、番組と番組の合間に流されるものです。
ラジオ番組は、時間帯によりリスナーが異なります。宣伝する商品やサービスのターゲット層に合わせて、時間帯を選ぶことができます。時間帯では、朝は、車通勤者、昼は、主婦、ドライバー、車を使用する営業マン、深夜は若者などです。また、ラジオはテレビに比べて、CM中に局を変えられることの少ない媒体です。リスナーは、ラジオを聴く習慣性がありますので、繰り返しCMを聴くことで、CMを覚えてしまうこともあります。ラジオCMは、ターゲット層に向けて、効率的に宣伝活動を行うことができます。
地方局では、地域に密着したセール情報や特売情報などのCMを流すこともできます。セール会場やイベント会場からの中継など、柔軟な対応を行うこともできます。
ラジオCMには、イメージャリー・トランスファー効果とリーセンシー効果があると言われています。イメージャリー・トランスファー効果とは、ある広告を見聞きしたことにより、他の広告で見たイメージが再現されることを言います。ラジオCMを聞いていると、同じ商品のテレビCMを思い出すことがあります。テレビCMに、ラジオCMを組み合わせることにより、より一層宣伝効果が高まります。リーセンシー効果とは、購入直前に見聞きした広告媒体が、購入する商品の選定に影響することをと言います。ラジオを聞きながら、車を運転して買い物に行った時など、買い物をする直前までラジオを聞いていることになります。この時、ラジオCMで聞いた銘柄の商品を買う可能性が高くなります。
最近では、複数のメディアを駆使して相乗効果を生み出すクロスメディアという手法が使われていますが、インターネットとラジオという組み合わせは、多用されています。WEBサイトやモバイルなどが普及し、ITが駆使される現代においても、ラジオ広告による宣伝効果は注目されています。