リーチ
このページでは通販広告用語「リーチ」について説明しています。
リーチ
リーチとは、広告の到達率を表す言葉です。特定の期間内に、特定の媒体により、その媒体が放送または販売される地域において、広告が届いた個人や世帯の割合を指します。リーチとともに使われる言葉には、フリークエンシーがあり、個人や世帯に広告が届いた回数である平均接触頻度を表します。リーチは%で表され、フリークエンシーは回数で表されます。リーチは広さを表す概念であり、フリークエンシーは深さを表す概念になります。広告の効果を数値化する際に用いられ、広告出稿料を算定するための数値として、使用されています。
単に広告に接触しただけではなく、有効に接触したかを示す指標があります。有効リーチとは、広告が効果を発揮する回数である、最低有効フリークエンシーへの到達した人の割合を示します。例えば、最低有効フリークエンシーが3回であれば、3回以上広告に接したひとの割合が有効リーチになります。
Webサイトにおいてのリーチとは、特定のWebサイトが、特定の期間内に、全インターネットユーザー対して、閲覧した人の割合をいいます。インターネット広告においては、特定の期間内に、全インターネットユーザーに対して、特定の広告が配信された人の割合をいいます。インターネット広告におけるリーチは、特定の広告が配信された人の割合だけではなく、人数自体を指すこともあり、この場合には、ユニークユーザーと同義になります。フリークエンシーは、一人当たりの広告の表示回数を表します。リーチは、インプレッション÷フリークエンシーという計算式で、クッキーのカウントをもとに、算出することができます。
リーチは、フリークエンシーとともに、バナー広告の効果を考える際の指標としてよく使われています。すぐに理解できる広告内容の場合には、リーチが重視され、回数を重ねることで理解でき、認知度を徐々に高めたい内容の場合には、フリークエンシーが重視されます。例えば、インパクトのある新商品や、セールやキャンペーンの告知、懸賞など、一度見ただけで、ユーザーの興味を惹く内容であれば、リーチを重視します。特に、懸賞は一度バナー広告を見ただけで、クリックという行為に繋がる可能性が高くあります。バナー広告において、効果の高い媒体を選択するためには、広告を見る人数が重要であればリーチを、一人当たりの広告を見る回数が重要であれば、フリークエンシーを重視することが大切です。