リッチメディア広告
このページでは通販広告用語「リッチメディア広告」について説明しています。
リッチメディア広告
リッチメディア広告とは、インターネット上の広告で、データ量の少ない静止画やテキストだけではなく、データ量の多い音声や動画を用いた広告をいいます。従来のインターネット広告と比べて、豊かな(=リッチな)表現力をもつことから、リッチメディア広告と言われています。ユーザーのクリックやマウスオーバーという行為により、表示内容が変わる、双方向性を持った広告もあります。近年のインターネット回線の容量の増加や、パソコン性能の向上によって増えてきている広告手法です。スマートフォン向けにも、リッチメディア広告は制作されています。
配信によるリッチメディア広告の種類には、エクスバンド広告、フローティング広告、インタースティシャル広告、ストリーミング広告などがあります。メールに内蔵されて送られる方法もあります。エクスバンド広告は、マウスオーバー時に、広告が拡大表示されます。フローティング広告とは、Webページ上を浮遊するように他のコンテンツに重ねて表示されます。インタースティシャル広告とは、Webページを移動するときに挿入される広告で、スプラッシュページとも呼ばれています。ストリーミング広告は、データを受信しながら同時に再生を行うストリーミング方式により、動画や音声などのムービーの再生をします。テレビCMのように表現できる広告手法です。このほかに、アンケートに答えられるような、インタラクティブ性を持って作られた広告もあります。リッチメディア広告は、従来のgifアニメーションに替わり、FlashやJava、Dynamic HTMLなどの技術を用いて制作され、配信されています。
リッチメディア広告は、ユーザーの注目度を高める上で、効果的な広告手法です。イメージが重要とされるブランディングにおいても、用いられています。掲載先の媒体や、広告の対象となる企業や商品、サービスの特性に合わせて、リッチメディア広告を利用することによって、表現の幅が広がり、ユーザーにインパクトのある広告を制作することができます。特に映像や動画を利用することで、ユーザーに訴求しやすい手法です。
リッチメディア広告は、非常にデータ量の多い広告手法ですので、インターネット回線の状況やパソコンの容量によっては、読み込みに時間がかかることや、配信ができないなどといった不都合が生じる可能性があります。そのため、リッチメディア広告が表示されないように、対策を講じているユーザーもいます。