トラッキング
このページでは通販広告用語「トラッキング」について説明しています。
トラッキング
追跡、追尾という意味があり、マーケティングの分野においても、ITの分野でも使われている用語です。
マーケティングの分野においては、キャンペーンなどのセールスプロモーションが、消費者の購買行動に結び付いたかを追跡し、データの収集を行うこととして使われています。
ITの分野においても、Webサイトのユーザーの行動の追跡、追尾という意味で使われています。インターネットの履歴から、商品の購入を行ったユーザーが、検索エンジンやインターネット広告など、どういった入口から消費行動に結びついたのかを追跡していきます。広告媒体ごとにトラッキングを行うことで、費用対効果の高い媒体の取捨選択を行う判断材料になります。成果報酬型のインターネット広告である、アフィリエイト広告を利用する際にも、どのアフィリエイトサイトから、消費行動に結び付いたのかを知る必要があります。メール広告においては、配信後に消費行動に結びついたかどうか、追跡調査が行われています。
自社サイトを訪問したユーザーが、どういう経路でたどりつき、消費行動に結び付いたか検証を行う他に、消費行動に至らなかったユーザーは、どのページで閲覧をやめたか検証を行います。こうしたトラッキングによって、Webサイト内の問題点を洗い出すことができますので、効率的なWebサイトを構築するために、改善を行う際の指標となります。
トラッキングは、インターネットによる通信販売を効率的に行う際には、欠かせない検証になります。インターネット販売に対して行われるトラッキングは、実店舗に比べて、精度の高い検証を行うことができます。トラッキングにより、広告の有効性が高い精度で検証できるインターネットビジネスは、効率的なマーケティングを行えるビジネスモデルであると言えます。
自社のWebサイトを訪れた人の自社サイト内での履歴にとどまらず、トラッキングにより、他社のWebサイトの閲覧状況を知ることもできます。自社サイトを訪れたユーザーの履歴をcookie(クッキー)によって記録することで、そのユーザーが、他のどのサイトを閲覧したのかを記録し続けることも可能となっています。ユーザーが何に対して興味を持っているか知ることにより、効果的なアプローチ方法を行うことができます。
ITが発達した現代においては、効率的なマーケティング活動を行うとともに、必要とされる情報を盛り込んだWebサイトを構築する手段として、トラッキングが重要視されています。