通販広告用語辞典

離脱率

このページでは通販広告用語「離脱率」について説明しています。

離脱率

離脱率とは、一般的には、あるWebサイトにアクセスしてきた訪問者が、そのページを最後にWebサイトから離脱(他のWebサイトに移動してそのWebサイトから退出したり、ブラウザを閉じたり)する割合のことです。通常は、どのページを最後にユーザーがサイトを離れてしまったかを特定するために、各ページごとの離脱率を計測したり、極端に離脱率の高いページが存在しないかを確認するために使われ、具体的には、当該ページのすべてのページビュー数に占める、そのページを最後にユーザーがサイトを離脱したセッション数の割合を指します。 特に、商品やサービスを購入する目的で作られたECサイト(インターネット通販のサイト)の場合、買い物を完了させるためには、通常、トップページなどから、商品の紹介ページ、決済ページ、注文完了ページなどを経由していきますが、アクセス解析を行って、どのページにまで行った時に離脱が起こった割合が多いのかを知ることで、どのページがボトルネックになって購入完了にまでいけないのかという、改善の手がかりを得ることができます。このような場合には、わずかな修正で、大幅に離脱率を低減させ、成約率を高められる場合もあるため、非常に重要な指標となります。また、企業サイトのように、訪問者の直接的な行動を必要としないWebサイトの場合でも、特定のページの離脱率が高い場合には、知りたい情報が十分に提供されていない可能性があるため、やはり至急、そのページの内容をよく見なおしてみる必要があります。 最近では、ページ全体での離脱率だけではなく、注文フォームなどの入力欄ごとの離脱率を計測できるものもあり、そのようなシステムを持つフォームを使うことで、離脱率が高い入力箇所が判明した場合には、入力が面倒だったり、わかりにくかったりするために離脱の原因になっていた部分が改善されるだけで、申し込み数が増える可能性もあります。 さらに、定期購入の分析においても、離脱率を計測する場合もあります。この場合は、アクセスの数ではなく、いつの時点で定期購入をやめたかという観点から、定期購入を継続中の人とやめた人との割合を、定期購入の継続回数ごとに割り出します。特に離脱率の高いお届け回があることが判明した場合には、その回にプレゼントをつけるなどすることで、離脱を起きにくくするなどの施策を行えば、離脱率を低くすることができるため、このような場合にも離脱率をしっかり把握しておくことが重要になります。

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