通販広告用語辞典

コンバージョンレート(CVR)

このページでは通販広告用語「コンバージョンレート(CVR)」について説明しています。

コンバージョンレート(CVR)

コンバージョンレート(CVR)とは、訪問者から何らかの成果(コンバージョン;商品購入やダウンロード、資料請求、会員登録など)を得る目的を持つWebサイトにおいて、そのサイトを訪問した人のうち、その目的を達成した割合のことを言います。成果達成数を訪問者数で割ることで得られる数字で、たとえば、サイトを訪れた人のすべてが商品を購入した場合には100%、どれだけアクセスがあっても、誰も購入しないならば0%になります。(なお、サイトの訪問者数については、一定期間内のページビュー数で計算する場合と、ユニークユーザー数で計算する場合とがあるため、そのどちらで計算したものであるかについては確認する必要があります。) Webサイトが、サイト訪問者に購入などの何らかの行動を求める目的をもって作られている場合には、もし、せっかく費用をかけてサイトへアクセスを集めても、売り上げにつながる成果が発生しなければ全く意味がないので、施策の費用対効果を把握するために、最も重要な数字です。たとえば、インターネット広告の営業の場合は、商品によって異なるとはいえ、だいたいのジャンルによって、広告からどの程度のコンバージョンレートが出るかは想定しており、その数値が納得できる値かどうかは、広告掲載の際の目安となりますが、実際に公表されるコンバージョンレートは、あまりあてにならないことも多いようです。 また、コンバージョンレートが2倍に上がれば、同じアクセス数しかなくても、売上が2倍になることから、アクセス数を増やすために広告などを打つ前に、あらかじめこの数値を納得のいくラインにまで上げておくことも必要になります。具体的には、キャッチコピーの文言はもちろん、色やフォントのサイズ、画像、ボタンのサイズや色、入力に面倒な部分がないか、ページ遷移が多すぎないかなど、ありとあらゆるもの、コンバージョンレートに関わってくるため、一箇所だけを変えた2つのページで比較テストを行い、コンバージョンレートのよいものを採用する、という作業を延々と繰り返して、全体的なコンバージョンを上昇させていきます。 ただし、扱う商品や価格帯、業界によって、コンバージョンレートは当然異なるものであり、その他にも、たとえば、集客のために使った広告媒体が違うなど、そのサイトへの流入条件が異なると、当然、訪問者の質も違ってくるため、コンバージョンレートも異なりますから、単純比較することはできません。その他にも、季節要因、競合要因、市場要因など外的な理由によっても、影響を受ける可能性があることに、一応留意しながら見ていくことが必要がある数値でもあります。コンバージョン率、もしくは省略してCVR(シーヴィーアール;conversion rate)、成約率などとも呼ばれます。

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