リターゲティング(Retargeting)広告
このページでは通販広告用語「リターゲティング(Retargeting)広告」について説明しています。
リターゲティング(Retargeting)広告
リターゲティング(Retargeting)広告とは、以前に「ある広告主の特定のWebサイト」を訪れたことのあるユーザーに対して(ターゲティング)、その特定広告主の広告を優先的に再度表示させることができる手法(リターゲティング)を使った広告のことです。 そもそも、一度でも広告主のサイトを訪れた人は、広告主の商品やサービスに興味があるだろうことが推察されるため、もし、再度、同じ広告主の商品やサービスに関する広告を見せることができれば、成約する可能性が通常よりも高くなります。そこで、一度特定のサイトを訪れたという履歴情報を保持している状態で、提携しているアドネットワークサービスの広告掲載媒体(広告枠を持っている別のサイト。たとえば、ニュースサイトや検索サイト、ブログなどを訪れた際に表示される「広告」が、同じアドネットワークサービス内にあるもの)を訪れると、後に訪れたサイトの広告枠には、「以前に訪れたことのある特定広告主サイトへ誘導する広告」を、選択的に表示させることができる技術を使って、ユーザーを追いかけるように同一広告主の広告を何度も表示させる広告が生まれました。アドネットワークシステムに参加して、サイト内のページにタグと呼ばれるコードを埋め込むことで、アドネットワークのシステムに、サイト訪問者の閲覧情報を蓄積して管理することで導入できます。 このリターゲティング広告は、表示させる人の属性を、さらにいろいろな条件で絞ることができるため(ページ滞在時間や、訪問回数、最後の訪問からの経過日数など)、たとえば、階層の深いページまで閲覧した人だけに表示させるなど、絞り込みを適切に行うことで、さらに無駄な広告費を削減でき、また、興味があるだろう属性の人だけに表示するために、費用対効果も非常に高いと言われています。 現在、リターゲティング広告を表示させることのできるアドネットワークの広告枠は、すでに広くポータルサイトのバナー広告枠、ブログのバナー広告枠や文字広告枠などに使われているため、広告費を使いさえすれば、いつ見ても、どんなサイトを訪れても、同じ広告主の広告だけが表示される状態に近づけることが可能になっています。同じ広告主の広告を見る回数が増えるほど、接触回数が増えることから、成約数も上がっていきます。また、囲い込んだ人に何度も見せることで、少ない広告予算でも覚えてもらいやすいというメリットもあります。そのため、インターネット広告をする場合には、広告予算を振り分けて、同時にリターゲティング広告も行うことで、最初の広告の効果を最大化することもできます。